死にたいのは死にたいからではなく
全てを壊したくなるからだと
大好きな本に書いてありました
全てをぶち壊して
粉々にして
もう戻れなくなるまですべて壊してしまいたい

のに

壊せないのはどうしてなんだ

 

あなたのことが嫌いでした
きっと今までであった人で五本の指に数えられるくらいに嫌いでした
真っ直ぐに私の目を見て指をさすようなあなたのことが何よりも嫌いでした
傷つきたくはなかった
あなたと一緒にいると私はぼろぼろになっていくのです
あなたが私をどう見ているのか、私には到底理解ができず
好きだから、とつけられても満たされることはなく
それが愛だというのなら 傷ついている私の心はいったい何だというのですか

私が歪んでいるのは知っています
私から見ている世界は、教会のステンドグラスのようにどろどろとしていて
水の中から見上げる空のようにとろとろと歪んでいるらしく

酷く息苦しいけれど、それと同じくらい美しいなあと思うのです

 

私のことをわかった気になって

いつだってあなたは上から目線で

私がどう思っているのかを本当に知りもしないのはあなたなのに

「私のこと分かろうとする気もないでしょ」

なんて

わからないものはわからないのに

私の気持ちなど知りもせず

感情が出やすい私の、少しだけ漏れ出た感情ですべてを知った気になっているあなたのことが嫌いです

さよならがしたいのに

嫌いだと 言えてしまえばいいのに

私と彼女の話

 私は彼女のことが大好きで、憧れている。

 だから今日、会いたくて会ってきたわけなのだけれど、今自分でも驚くほど凄く疲れてる。これにふと気が付いて泣きそうになった。入院中に出会った年上の彼女は凄くオシャレで明るくて、入院中に出会わなかったら、同じ病室にならなければ、きっと関わらなかったんだろうなあと思っている。

 

 最初、私は彼女のことが好きじゃなかった。というより、なんか偏見だけで避けていた。なんで?って言われたらそういう性格なんだ、としか言いようがない。私の嫌いな父親に似たんだとわかっていても、なかなか直せない。こうだ!と勝手に決めつけたことがなかなか外れない。(しかも大体人がこうだ!って言っていたせいだったりする。これについても思うことがあるのでまた詳しく書きたい)

 なぜ避けていたかと言うと、彼女がお喋りも上手でおしゃれで、女子力が高く、好きなことを沢山しているサブカル系女子だったからだ。彼女の選ぶもの、好きになるものすべてがおしゃれで、可愛かった。コンプレックスの塊のような私は、そういう太陽のような人間に、妬み嫉み、羨ましい、そんな沢山の感情が入り混じった気持ちを向けていた。とある女の子が原因だったような気もするけれど、そう思うようになったのは私だ。

 友達だった子とも喧嘩?になって、微妙な空気になってしまって、私は同室の子だけではなく、同じ病棟の子たちと絡むようになった。結果的に言えば、彼女とも仲良くなれて、他の子とも仲良くなれた。もっと早くにこうしていればよかった。(喧嘩した子とは、最終日まで勇気が出せなくて、結局その子の退院間際に少し言葉を交わしただけだった。もっと早くに勇気を出していればよかったとも思うけれど、友達に戻れたとしても気を遣って遣われて。そんな関係だったと思う。)

 

 そんなこんなで仲良くなった私たちは、よくしゃべるようになった。その子に影響を受けて少なからず私は明るい方向へ変わったと思うし、ジャンプ本誌派になった。(ヒロアカが好きだ。ハイキューも熱い。鬼滅の刃はいいぞ。あと、トマトイプーのリコピンとか。でも結局全部面白い。)退院後もよく会っている。一番会ってると思う。この前はプラネタリウムを見に行った。楽しかった。それに毎日のようにボイスチャットしながら一緒にゲームしたりしてる。超楽しい。

 

 ここからが本題。今日も会ってきた。もう少しで昨日になるって時間だけど、ぽつぽつと書き散らしている。楽しかった。久しぶりに会えた子もいて、めちゃくちゃうれしかった。緊張してその子とはあまり話せなかったけど。でも、疲れてる。心が。そりゃもちろん人と会話すれば楽しさと別に疲労度は溜まるんだけど、それとは別に疲れてることに気付いた。

 私は趣味……というか、詳しく語れる、日常的にネタにできるスッとネタにできる!というレベルで語れるものが一つしかない。しかもオタクスキル「話し出すと止まらない」を持っている。ので、それについて話し出すと止められたり、「わかんないから」と言われる。勿論冗談混じり、というか限りなくネタに近いので、私も「アッwww」っと言ったり、「まーた……スマン」という感じで自分でも自重したりする。

 これ。これが私にとってものすごいストレスであるようなのだ。何がしんどいのかを箇条書きにしたものをまとめたがこちら。

・付き合いも長く(そんなに長くはないが起きてから寝るまでずっと2か月ほど一緒にいたので割と長いような感じを私は覚えている)本来の……オタクの自分をさらけ出しても大丈夫なはずの人の前で自分の好きな物をセーブしなければいけない事

・私の好きな人が私の好きなものに対してめんどくささを覚えている=私の好きなものに興味を持ってくれることは難しそう

・好きなものを語れないこと、共有できないこと、興奮を伝えることができない事

ぐちゃぐちゃにつかれた心で書いているので、矛盾とかそういうのは許してほしい。私が何が言いたいのか。まあ簡単に言えば、「好きなものを好きと言えないこと」が私にはしんどくてたまらない。泣きそうになってしまうくらいには。これをどうにかしようとは思わない。これは私と彼女がいっぱい話してきた結果で、これが通過点だとしたらその結果が出るのはまだまだ先だと思うから。

 

 私は彼女のことが大好きで、憧れている。彼女に私の好きなものを好きだと言う話を聞いてもらえないことが私は寂しくて、悲しい。